遅くなりましたが、2月8日に参加させていただいたパピーケアスタッフ養成講座について報告させていただこうと思います。
第5回となる今回は学習理論について学んできました。
学習理論ということで、今までよりも難しい所が多かったので、今回ブログでは分かりやすいものを少しだけお話させていただきますね。
みなさん、普段しつけなどにどんなご褒美を使っていますか?
いつも食べているドックフードを使っている方もいれば、美味しいおやつを使っている方もいるかと思います。
どちらも間違いではありません。
大切なのは『もらった相手が“もらってうれしい”と思っていること』なのです。
ご褒美の効き目は
- もらった相手が本当にうれしいか
- 手に入りやすさ
- わんちゃんの状態
- 他の気が散る要因
などの影響を受けます。
例えば、ドッグフードを常に置いている子にそのドッグフードをご褒美にしても、それはいつでも自分で手に入れることが出来るためご褒美になりません。
また、わんちゃんがお腹いっぱいの時に、どれだけ美味しいおやつを用意しても、ご褒美の効果は下がってしまいます。
私達も、お腹いっぱい食べて「もう入らない!」という状態の時に、すごく美味しいご飯を用意されても「今はちょっと……」となってしまいますよね。
四つ目に挙げた『他の気が散る要因』ですが、
例えば、いつもは手に入らないご褒美をお腹が空いている時に用意しても、その場に他のご褒美(その子にとってすごく嬉しいと思えるもの)が存在していたら、ご褒美としての効き目は下がってしまいます。
ご褒美をあげているのにあまり喜んでいるように見えない、という方はこれらの要因によってご褒美の効き目が下がっているのかもしれません。
大切なのは『もらった相手が“もらって嬉しい”と思うこと』です。
一度、今あげているご褒美をもらった時のわんちゃんの様子を観察してみて、わんちゃんが嬉しいと思っているのか、見てみるのもいいかもしれませんね。
パピーケアスタッフ養成講座ベーシックコースも次回の3月で終了となってしまいます。
つい最近始まったかのように思っていましたが、すごくあっという間でした。
来月の第6回もしっかり学んできます!